MC BATTLE HACKER

MCバトルを1万試合以上観た生粋のバトルヘッズである筆者が、自身が観たMCバトルの紹介をしていくサイトです! バトルビートの紹介や、ラッパーの紹介もしていくのでよろしくお願いします!!

2018年08月

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どうもMCバトラー名鑑です!

本日はバトルに出ているMCの中で特に注目している2000年に生まれのラッパーを紹介して行きたいと思います。

(ちなみに2000年生まれは00世代と呼ばれます。ラッパーは自身の生まれの下二桁をとって◯◯世代や
◯◯式といった使い方をします。)

今回2000年生まれの00世代に絞った理由は、単純にその世代が今MCバトル界隈でもっともいけてると感じているからです。


0世代で頭角を現している5人のラッパーにターゲットを絞ってそれぞれの特徴やおすすめバトルを紹介して行きます。

1記事1人のペースで書いて行きます。





①百足
スクリーンショット 2018-08-25 22.30.50

引用:https://hdydfy.com/yuumeijin/rapper/5179/


・人物


00世代の大黒柱と名高いラッパーです。

バトルに出場する機会が多く、数々の名バトルを生み出しています。

バトルMCとしての能力を分析すると以下のようになります。

(MCバトルパラメーターは変動制かつ個人の独断と偏見によるものなのであしからず。)





スクリーンショット 2018-08-25 22.57.48



総合評価 
72点
ランクA 












・特徴

基本的ににオールラウンダー型ですが、特に観客の上げ方がうまいと言う印象です。

USのフロウと呼ばれる、小説の最後に「エイッ」と言葉を入れることで、観客の自身ラップにのせるやり方は百足と後述する藤 koosが得意とする技でもあります。

 (動画の6:28秒あたりからUSのフロウが確認できます。)


他にも、ビートの音をそのまま使用する画期的なやり方で観客を上げると言う前代未聞のスタイルをあみだしたらラッパーでもあります。


下の動画の中でバイクのエンジン音のビートをそのまま自身のラップに使用する離れ業を見せてます。




ほとんど弱点らしい弱点はないのですが、あえて上げるとすれば、相手の言ったことに対するアンサー力、対話する力はそこまで高くないかなと言う印象です。

なので、バトル中に相手に核心を着くバースを吐かれると、そのバースのインパクトを覆せず、そのまま負けてしまうことが多いと言う印象です。


ですが、小説の最後に韻を落とすことで観客を上げる基本的な能力や、多彩なフロウなどMCバトルの中では、ベテラン顔負けの能力を持っています。

まだ、戦国MCバトル、UMBといった大きな大会での実績はないものの、これからどんどん成長していくことが予想されるMCです。


・まとめ

百足は00世代の中でも群を抜いてMCバトルが強いと感じています。
見た目もイケメンかつ高身長で、正直ラップ以外にも隙がありません。
高校生ラップ選手権には惜しくも落ちてしまったものの、ほかの大きな大会で成果を残すことを期待しています!

次の記事で紹介する00世代のMCバトラーは、
「ONO-D」です。


乞うご期待!





















































ワッサー、MCバトラー名鑑です。


突然ですが、MCバトルを成り立たせるもので必要になってくるのは何でしょう。

もちろん、そこで対戦するMCが2人以上必要です。

しかしながら、それだけではMCバトルは成り立ちません。

DJが流すビートが必要です。

ビートというものはMCバトルにおいてとても重要なもので、

このビートの種類によって、勝敗が変わることも多々あります。

例えば、あるMCにとって得意とするタイプの、ビートが早い(BPMが130以上)テンポであるのに対

し、かかったビートが遅いビートだった場合、ビートに自身のラップを合わせられず、敗退するケースな

どもあります。

近年、MCバトルで使用されるビートに「トラップ系」のビートが多くなってきているので、

MCの中には*トラップを得意とするMCとそうではないMCとの間で明暗が別れてきています。


ちなみにトラップとは、音楽の種類の一つで、wikipediaには、
2000年代にサザン・ヒップホップクランクから派生して生まれた、比較的新しいジャンル。重低音を強調したビートに、トラップ特有のスネアドラムの連続音や、派手な電子音を加える中毒性の高いスタイルが一般的トラップを得意とする
と書かれています。

このトラップが得意とされているMCは「Lick-G」、「百足」、「藤coos」などが挙げられます。

「Lick-G」
スクリーンショット 2018-08-18 18.43.49

Lick-G | SOUND MUSEUM VISION


「百足」

スクリーンショット 2018-08-18 18.47.29

https://hdydfy.com/yuumeijin/rapper/5179/


「藤koos」
スクリーンショット 2018-08-18 18.44.52


https://www.youtube.com/watch?v=qYuh23x-nMo



ともかく、ビートはMCバトルにおいて試合の趨勢を決めるとても重要なものということを理解していただけたら嬉しいです。


この記事では、

本日は、MCバトルで使用されたら、その試合がベストバウトになること間違いなしの、最高にアガるビ

ートを紹介したいと思います。


①「Touch B」(作:DJ hokuto)

「Touch B」はDJ hokutoさんの作ったオリジナルビートです。


- hokuto -

1991年生まれ、神奈川県出身のMPCプレイヤー、トラックメイカー。20123月にHIFANAが審査員を務めたMPC BATTLEPAD PAD BATTLE」を最年少で優勝。アナログ7inchシングル2枚のリリースを経て20161214日に待望の1stアルバム「AMATEUR RHYTHM」をリリース。これまでに漢 a.k.a. GAMIをはじめKEN THE 390KIKUMARUNIHA-C等にトラック提供。

Twitter@hokuto184

https://www.youtube.com/watch?v=fzn9rtttpGYより抜粋

曲↓





ビートだけ↓





 16拍子ごとに流れる女性のエロティックな声が、いい味を出していて、この16拍子の終わりごとに、うまく

脚韻で着地させることができれば観客の歓声を一手に受けること間違いなしです。 

このビートを使ったバトルで特におすすめなのが以下のバトルです。


「9for vs MIRI」
 



9for(動画の左のMC)の2ターン目のバースが神がかっていると思います。

<9for>
 

金が欲しいからマイク

いやアイドルだから俺は手は抜かない

スキルで証明ってさ口ずさもうぜ

着地が完璧 内村航平
 

ヤバめなラップ もう言うことないけど

お前はアイドルラッパーで鳴り物なんだ

今年はMIRIより橋本環奈


 この
「スキルで証明」(u,i,u,e,o,e)「口ずさもうぜ」(u,i,u,a,o,e)「内村航平」(u,i,u,a,o,e)

の全てでほぼ完璧に韻を踏んでいることと、

体操選手の内村航平の体操における着地が完璧なことと、自身のラップの締めを指す「着地」が完璧にで

きていることをかけた、ダブルミーニングになっているところも、9forのスキルが現れているところだと
思います。


最後のバースでも、「鳴り物なんだ」と「橋本環奈」で占めているところが流石だなと思います。


(ライムを読んだお客の方もすごいですが。。。
ちなみにライム読みした方は、「Mr,日本語ラップ」というMCバトルイベントを主催している「MC派遣社員」という方らしいです。)



②「Bring It On Fighter」(作:SHINJI-coo-K)


二つ目は「SHINJI-coo-K」(読み方:シンジ・クー・ケー)(https://twitter.com/shinji_freedom)

という方の「Bring It On Fighter」というビートです。


僕がこのビートがベストバウトビートであるとする理由として、前半のドラムの軽快かつシンプルなビー

トに対し、後半から入るベース(?)の音によって曲のイメージが変わるのがポイントです。

MCは同じターンで、イメージが変化するビートに対し、乗り方を変えることで、観客の盛り上がりを最

高潮にすることができます。

このビートを使用したバトルで僕がお勧めしたいのが、「CIMA(シーマ)」vs「mol53(もえるごみ)」

の試合です。





先行のCIMAがビートに対して、正面から乗るオンビートのスタイルで、かつ得意とする熱韻スタイルで

行くのに対し、mol53はビートに対して若干後ろ乗りのオフビート、いわゆる「レイトパック」で乗って

いるのが対照的です。

CIMAの熱さに対し、mol53はあくまで冷静にCIMAのラップに対し、的確にせめているのが対照的です。


③「星を願う」(作:OZROSAURUS)

3曲目は日本語HIPHOP界では知らない人はいないと言われるほど有名なユニット「OZROZAURUS」

の「星に願う」です。

スクリーンショット 2018-08-18 19.48.40
引用:https://clubberia.com/ja/artists/1931-OZROSAURUS/


OZROSAURUSは、日本のヒップホップバンド。1996年にヒップホップユニットとして結成。メンバーの加入、脱退を経て2015年に6人組のバンド編成となる。GRAND MASTER所属。
(Wikipediaaより抜粋)


「星を願う」原曲↓



「星を願う」ビート↓


全体を通して重厚感溢れるビートとなっていてリズムキープもしやすいのでMCとしても乗りやすいビー

トです。


このビートを使用していて、有名なのバトルとしては「ミメイ」vs「9for(この時はゴギガギガギゴ)」

の試合があります。





途中のミメイのバースで神がかっている部分があります。

<ミメイ>

yo 星に願いを

ゴギギガガギゴではなく

ゴギガガガギゴが正解だぜ

そーゆー頭の容量が5GBだな

yo そーゆーこった

俺の方が脳の容量のデータが違いすぎる

裸になった衝撃は吉沢明歩



この「ゴギガギガギゴ」と「5GB」のラインは語り継がれる名ラインだと思います。

ミメイといえば、「5GB」。

そのくらいのインパクトを与えました。


まとめ

スクリーンショット 2018-08-18 20.25.53

MCバトルビート】 Lick-G vs BASE 8×4,IHBMW - VideosTube

以上、

ベストバウト間違いなしのビートとして、

①「Touch B」
②「Bring It On Fighter」
③「星を願う」


の3つを挙げました。

これ以上のベストバウトビートはまだまだあるので、音源とバトルをガンガンディグって、一人前の

バトルヘッズになりましょう!!

































 

5
どうも、MCバトラー名鑑です。

本日は、MCバトルヘッズなら知らない者はいない、R指定の強さについて解明していきたいと思います。

今回はR-指定の強さを、


・ライム

・フロウ

・バイブス

・ビートアプローチ

・ワードセンス


の5つに分けて解説していきます。


正直なところ、舞台上での立ち振る舞い「アティチュード」、使用されているビートの元の歌詞をバトル

のラップ中に入れ込む「サンプリング」、ラップ中のリズムを把握する「リズムキープ」、

単純な語彙の量「ボキャブラリー」、聞き取りやすさを左右する「滑舌」、お客さんを盛り上げる「ステ

ージでの見せ方」、大阪人ならではの「ユーモア」など


ラップのありとあらゆる要素で最高得点を叩き出しているのですが、今回は、

6つの要素に絞って「最強」のR-指定の強さの秘密を解明していきたいと思います。




引用:http://hubliminal.com/music/r-shitei/
 スクリーンショット 2018-08-10 21.12.06

ライム

ライムは英語でRhyme。日本語なら「韻」。

基本的には、単語と単語の母音を合わせることでリズム感を強調することを指し、

これをライムやライミングなどと呼びます。

人によっては、ただ母音を合わせたものを「韻」 と呼び、文脈の中で意味が繋がった状態で出来た韻を「ライム」と呼ぶ人もいますが、基本的には同じものとして考えてもいいでしょう。

この韻というものはラップをする上では、最も基礎的なものであり、ラップ自体の聞き心地にも大きく関わってきます。 

R指定のライムの凄さが出ている試合がこちらです。



 

【ICENTER MC BATTLE】CIMA vs R指定 2014年

CIMA
ok 先攻はCIMA ジャンバリFEVER R指定 JESUS 言ってやるぜ俺からの洗礼  お前今日も調子マジ全然 俺は天然まるでネイチャーくらいな感じでお前はあぶねえな お前は今年の大阪王者 知らねえボイルがすぐに放火
R-指定 放火する天然ならナチュラル お前今日全然危なくない 湧いてる客お前のサクラくさい お前のラップ侍みたい でも俺が切り裂くLIKE A 宮本武蔵 お前のそのジタバタすら虚しい 俺がここで切るぜJESUS CRISIS HA 俺のスキル規格外
CIMA 切ってもジタバタするトカゲのあり すぐにぶちこむモハメドアリ YO分かるかお前に勝機は有りいや無し って俺ネイチャーに味付け無し で王者に深く隙間風 でお前よりもHIPHOP好きなだけ 分かるかで今年も俺が下げる首からチェーン
R-指定 YO 吹いてない隙間風 それよりももっといい韻踏みあかせ お前のスキルなら隙だらけ 俺のラップこれぶち負かせる? 出来ないぜ お前は口が立ってない つまり俺の壁ぶち当たってない HEY YO俺がぶっこわすお前に負けた恨みをここで晴らすだけ

CIMA
俺が隙間風。違うぜお前よりもぶちかませる
お前が壁 だっせえこと言うなって去年は俺が王者
お前は天狗で王者気分 知らねえ俺ならNo doubt chill
お前は学んでこいよ皇居文献。
て王者ぶんな俺じゃボケ

R-指定
王者が天狗じゃ醜いからな
今だに鼻と腰 低いままだ
わかるかな このやり方
負けたぶんお前憎いからな
つまりここ何年ぶりの恨み節
マイクの代わりにスカイツリー「ボキッ」
おってきた東京西向き 見せて大阪帰った錦 Yeah
 

特に最後のR指定のバース、彼のライムの巧さが表れています。

a,i,u,e,oの音で表すと、

醜いからな i, i ,u ,i ,a, a,a

低いままだ i,u,i,a,a,a 

 憎いからな  i,u,i,a,a,a

このように a,i,u,e,oの音をきちんと揃えた完璧な踏み方をした上で、

相手からのいったことに対するアンサー(返し)が出来ているのと、意味をつなげてラップができている

のが驚くべき点です。
 

フロー
フローは簡単に言えば、歌い回しです。声のキーや速度に変化をつけてライムに合わせます。

フロウはラップにおいてはライムと同様に大事な要素となっています。

基本的にラッパーの中には、当意即妙な韻で場を盛り上げるタイプが多い中、韻にはあまりこだわらず

に、フロウで見せていくタイプのラッパーはかなり珍しいタイプとなっています。

フロウラッパーの中で最も有名なのが「鎮座ドープネス」と言われるラッパーです。

彼は今現役を退いていて、バトルをすることはほとんど無いのですが、彼のフロウは今となっては伝説と呼ばれています。

スクリーンショット 2018-08-12 10.55.44
引用:
鎮座DOPENESS 『FIFA 14 ワールドクラス サッカー』に日本人唯一の抜擢 ...
彼のフロウもラッパー界の中では突出したものとなっているのですが、R-指定も負けてません。

R-指定のフロウが際立った試合があります。それがこちら。



特にR-指定の2小節目の

近づくとお前顔でかいな お前に俺は倒せないわ

マハリータマハーリタヤンバラヤンヤンヤン

顔のでかさならあんたがナンバーワン

ご存知かもしれませんが、アニメの「魔法使いサリー」のOP曲からとっています。

スクリーンショット 2018-08-12 17.13.55

魔法使いサリー(第1期) - TOEI ANIMATION


こうしたアニメの曲のメロディーをそのままラップのバトルの中に入れこみ、

かつその場の状況(対戦相手が「サリー」というMC名)にうまく当てはめてラップができるのも

R-指定の豊富な知識がなせる技です。

 

『魔法使いサリーのOP』

バイブス

 バイブスは日本語で言うなら「熱量」といったもので、「勢い」とも捉えることができます。 

バイブスは実は初期の頃のR-指定はそれほど重視していませんでした。

バイブスよりも韻を重視していて、中身のなさを勢いでごまかすものだとも思っていたそうです。

しかし、UMBというラップの全国大会で2年連続1回戦負けして、ERONEさんにアドバイスをもらった

ことで、自分のバイブスに対する考え方を改めたそうです。

R-指定のバイブスがこもった試合は、TV朝日でやっている「フリースタイルダンジョン」という番組で」

特に見ることができるのですが、YOUTUBEにはアップロードされていません。


YOUTUBEにある動画の中でもっともR-指定のバイブスが現れたものが、こちらの「vsDDS」の試合です。





R-指定が2小節目の

ブラック企業 ライブラレコード 馬車馬働き 雀の涙
 
寒い懐に薄手のカーディガン

で畳み掛けた後の

だからこの賞金は譲れはしないな

でくるっと回った時はR-指定のバイブスMAXの時です。



この大会はR-指定がこのバイブスでD.D.Sを下し、そのまま優勝しました。

ビートアプローチ

ビートアプローチとは文字通り、ビートに対するアプローチ方法です。

多くの人はR-指定の見事な韻やフロウに注目し、 ビートアプローチはあまり注目されませんが、

R-指定のビートに合わせた、ラップのリズムや拍の取り方、合わせ方は恐るべきものだと思います。

基本的にMCバトルで流れる「ビート」と呼ばれる音楽は、HIPHOPの曲の歌詞を抜いたものではあるの

ですが、試合直前にどのビートをDJが使用するかを知らされるので、数秒聞かされるビートチェックの時

間にその場で乗り方を考えなくてはいけません。

並みのMCでは、ビートのリズムに合わせることができず、ラップ自体がグダグダになってしまうことも

珍しくありません。

 それに対し、R-指定はビートに対し、完璧なアプローチを毎回していくので、聞いていて本当に爽快で

す。 

R-指定の「ビートアプローチ」のうまさが光った試合がこの試合です。

0:36~1:15までが「vs DOTAMA」との伝説と言われる試合です。

 

難しいビートに対して、先行でここまで完璧にはめることのできるラッパーはそういないはずです。

お客さんの盛り上がり方も、始まってすぐの時点で最高潮になっています。

 

ワードセンス

ワードセンスは文字通り、語彙の豊富さからくる言葉のセンスです。

R-指定は映画を見るのが趣味で、休日などは今でも一日中映画を見て過ごすことがあるらしいです。

そうした、映画からくる語彙の豊富さで、一般の人が思いつかないような言葉を用いながら、対戦相手に

対してオリジナルな韻を吐き、圧倒しています。

R-指定のオリジナルでおしゃれなワードセンスが光る試合がこちらです。



R-指定の最後のバースの

これは地獄の目次録 アポカリプス now

といったワードや

自身が大学時代法学部だったことを利用した

俺法学部 六法全書

といったラインは少し斜め上をいくボキャブラリーであると思います。


アンサー力

最後にR-指定の勝ち続けてきた最も大きな要因を述べます。

それは相手のラップの中で言われたことに対して、的確に答え、逆に相手の痛いところをつく、

アンサー力です。

上にあげたものは全てラップのうまさに直接関わってくるものではあるのですが、

ことバトルにおいては、対観客のライブに対して、1人の相手がいます。

その相手よりも自分の方が、かっこいい、イケてるといったことを伝えるためには、

相手のバースの中で、言っている事の矛盾点を見つけるのが効果的な方法です。

R-指定は特にこのアンサー力を身につけてから、バトルにおいてほとんど負けることがなくなったと思い

ます。

そのR-指定のアンサー力が光った試合がこちらになります。





戦国MC BATTLE 第8章 の
VS オロカモノポテチ戦です 。



オロカモノポテチの

あらあら随分上から目線で調子にお乗りなんじゃないですか〜

と言うDISに対して、R-指定は

悪かったな 上から目線

だって俺 梅田レペゼン

と言う完璧なアンサーを見せています。


相手の言ったことに対して、返答しつつ、韻を踏むと言うのが単純にして最も難解なことなのですが、

R-指定はそれをいとも容易く行なっているのが驚きだと思います。




以上、R-指定が最強である要素を6つに分けて解説していきました。

最初に言った通り、R-指定の強さは、この6つだけに留まりません。

今はバトルは引退して、たまに「フリースタイルダンジョン」という番組でバトルシーンを見ることがで

きますが、基本的には音源制作、歌手活動に専念しています。

R-指定が「DJ松永」というDJとコンビを組んでできている「Creepy nuts]と言うユニットは

今までのHIPHOPの常識を覆すような、一般の聴衆にも共感できるような歌詞と、

乗りやすいメロディアスな曲を生み出し続けています。

とてもいい曲が多いので、ぜひ何曲か聞くことをオススメします。

どハマりすること間違いなしです。
















スクリーンショット 2018-08-12 18.56.52

Creepy Nuts (R-指定 & DJ 松永) | R-指定 | Pinterest





以上、R指定の強さの秘訣についてでした。

また次の記事でお会いしましょう。

 それでは!
 

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